国内外で問われることの多い「リーダーシップ」。ではリーダーの役割、心構え、条件とはいったい何か。この問いは、政治家、経営者だけでなく、教育者、医者など、いかなる職業においても、リーダーとしてのあり方に共通するものがあると山内氏は説く。<リーダーシップに学ぶ>では、中国の孫子や荻生徂徠など賢者の言葉や、江戸幕府3代将軍・徳川家光、4代将軍・徳川家綱の後見人として手腕を発揮した保科正之など稀リーダーの話などを取り上げながら、リーダーシップの本質に迫る。
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人の能力を見抜くことも政治家と教師に共通する資質
リーダーと教育者 -
焼死者11万、大悲劇の江戸を救った保科正之の手腕とは?
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「現代人が学ぶべき政治家」会津藩藩祖の知られざる功績
知足の政治家・保科正之に学ぶ(2)転換期の名舵取り役 -
急速な没落か、成功か―運命の分かれ目はいつも3代目
将軍家光のリーダーシップ(1)家運の鍵を握る3代目 -
先代の盤石な基盤を引き継ぐ―重い宿命を背負ってスタート
将軍家光のリーダーシップ(2)3代目の罠と宿命 -
3代将軍のライバルをあらかじめ排除した徳川秀忠
将軍家光のリーダーシップ(3)ライバルの排除 -
パックス・トクガワーナを築いた徳川家康の大胆さと慎重さ
徳川家康のリーダーシップ(1)大胆さと慎重さ -
小早川秀秋と石田三成のエピソードにみる徳川家康の器量
徳川家康のリーダーシップ(2)関ヶ原から後継者選びへ -
中世に終止符を打った徳川家康の政策
家康が築いたTOKYO(1)日本の近代化とリーダーシップ -
明治の新政府が首都を江戸改め東京にした理由
家康が築いたTOKYO(2)江戸に首都を置いた理由 -
王者の学問はどうあるべきかを示した徳川家康
家康が築いたTOKYO(3)現代に通じる家康の教訓