時事問題の背景に学ぶ<欧州・ロシア>

ウクライナ問題はロシアとEUとの関係を緊張化させ国際秩序を大きく揺るがしたが、ギリシャの経済危機は世界の金融市場を大いに揺るがした。まさにヨーロッパから世界規模の問題が数多く噴出しているわけだが、そんな中、プーチン政権は、中東という駒を巧みに使い、アメリカやEUの影響力を阻止しようとしている。したたかで強靭な外交政策を展開する各国それぞれの事情とその歴史的背景を読み解いていく。